有限責任中間法人 日本繊維技術士センターの
顧問 松尾 繁 氏が執筆されました。
顧問 松尾 繁 氏が執筆されました。
【繊維特性に起因する苦情から】
の内容を松尾繁氏のご了解を得まして記載させいいただきます。
内容は生地の種類別に記載されていまして、『綿』、『麻・毛・絹』
、『再生繊維・アセテート・ポリエステル』、『ナイロン・アクリル』
と四つに分かれています。
、『再生繊維・アセテート・ポリエステル』、『ナイロン・アクリル』
と四つに分かれています。
きっと皆さんにとって参考になることと確信しまして松尾氏にご無理を
お願いしまして記載させていただくことになりました。
お願いしまして記載させていただくことになりました。
このブログにて改めて感謝の意を表します。
【 麻 ・ 毛 ・ 絹 】
3. 麻の特性に係わる品質苦情
3-2 麻の繊維や糸の剛直さに関する苦情
3-2-3 縫い目スリップ
麻のスーツ地は織物密度の粗い平織で、通気性がある。
婦人スーツは紳士物に較べてゆとりが少ないので、着用中、力が
袖周りとか背中心線の縫い目にかかり、織糸がスリップして縫い目が
開きやすい。
販売店ではできるだけゆとりのあるスーツを購入していただく
ようにアドバイスすることが必要である。
婦人スーツは紳士物に較べてゆとりが少ないので、着用中、力が
袖周りとか背中心線の縫い目にかかり、織糸がスリップして縫い目が
開きやすい。
販売店ではできるだけゆとりのあるスーツを購入していただく
ようにアドバイスすることが必要である。
3-2-4 上着の前立てや裾のカーリング
麻のジャケットをボタンを掛けず着用していたら、「前立てが外側に開く
ようにカールする」とか「裾がめくりあがるようになる」という苦情がある。
カーリングを直すためにアイロンやプレスをしてもしばらくすると再び
カールしてくる。
着用中にカールする癖がつくと組織の摩擦力が大きく生地が硬いために、
アイロンやプレスしても正常な状態に戻りにくい。
この種の現象は身頃と見返しの寸法差や収縮差、そして見返しの芯地の影響
によっても生じることがあり、仕立ての良否の問題も絡むので必ずしも麻自体
の問題ではないかもしれない。
ようにカールする」とか「裾がめくりあがるようになる」という苦情がある。
カーリングを直すためにアイロンやプレスをしてもしばらくすると再び
カールしてくる。
着用中にカールする癖がつくと組織の摩擦力が大きく生地が硬いために、
アイロンやプレスしても正常な状態に戻りにくい。
この種の現象は身頃と見返しの寸法差や収縮差、そして見返しの芯地の影響
によっても生じることがあり、仕立ての良否の問題も絡むので必ずしも麻自体
の問題ではないかもしれない。
しかし、カーリングは麻のジャケットでしばしば起きる問題である。
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