有限責任中間法人 日本繊維技術士センターの
顧問 松尾 繁 氏が執筆されました。
顧問 松尾 繁 氏が執筆されました。
【繊維特性に起因する苦情から】
の内容を松尾繁氏のご了解を得まして記載させいいただきます。
内容は生地の種類別に記載されていまして、『綿』、『麻・毛・絹』
、『再生繊維・アセテート・ポリエステル』、『ナイロン・アクリル』
と四つに分かれています。
、『再生繊維・アセテート・ポリエステル』、『ナイロン・アクリル』
と四つに分かれています。
きっと皆さんにとって参考になることと確信しまして松尾氏にご無理を
お願いしまして記載させていただくことになりました。
お願いしまして記載させていただくことになりました。
このブログにて改めて感謝の意を表します。
【 麻 ・ 毛 ・ 絹 】
4. 毛の特性に係わる品質苦情
4-1 羊毛(ウール)の特性に関する苦情
4-1-1 虫食い
羊毛製品では、虫食いに関する苦情がたいへん多い。紳士スーツ、セーター、
カーディガンなどの虫食いによる穴あきは一箇所だけに見られる場合もあるが、
近くにいくつかの穴あきがあることが多い。
糸が完全に切断して穴あきになっているものもある。
虫食いによる穴あきの特徴は周りに焦げ、変退色、繊維の乱れは見られず、
繊維の切断端に虫食い特有の形状が見られることである。
しかし、穴あきの周り繊維を拡大鏡で観察してもこのような明白な虫食いの形状は
簡単には見つからないので、根気よく探す必要がある。
カーディガンなどの虫食いによる穴あきは一箇所だけに見られる場合もあるが、
近くにいくつかの穴あきがあることが多い。
糸が完全に切断して穴あきになっているものもある。
虫食いによる穴あきの特徴は周りに焦げ、変退色、繊維の乱れは見られず、
繊維の切断端に虫食い特有の形状が見られることである。
しかし、穴あきの周り繊維を拡大鏡で観察してもこのような明白な虫食いの形状は
簡単には見つからないので、根気よく探す必要がある。
わが国の代表的な食害中はイガとヒメマルカツオブシムシである。
春から秋までの暖かい季節において幼虫時期に毛を食害する。
最近は屋内の温調が行き届くようになり、年中食害を受ける環境にある。
またタンスの中も長い間着用しない衣服でいっぱいになっているので
「久しぶりに着用しようと取り出して見たら虫食いになっていた」という苦情が
多い。
春から秋までの暖かい季節において幼虫時期に毛を食害する。
最近は屋内の温調が行き届くようになり、年中食害を受ける環境にある。
またタンスの中も長い間着用しない衣服でいっぱいになっているので
「久しぶりに着用しようと取り出して見たら虫食いになっていた」という苦情が
多い。
食害を防止するには、タンスに防虫剤を入れて保管すると同時に、時々
虫干しを行うしかタンスから出し入れして着用することが必要である。
防虫剤には樟脳、ナフタリン、パラジクロベンゼン、エンペントレン
(ピレスロイド系)があるが、臭いががないことからエンペントレンがよく
使用される。
2種類以上の防虫剤を同時に使用すると、防虫剤が液化して衣服にしみが
できることがあるので、1種類の防虫剤を使用するようにする。
虫干しを行うしかタンスから出し入れして着用することが必要である。
防虫剤には樟脳、ナフタリン、パラジクロベンゼン、エンペントレン
(ピレスロイド系)があるが、臭いががないことからエンペントレンがよく
使用される。
2種類以上の防虫剤を同時に使用すると、防虫剤が液化して衣服にしみが
できることがあるので、1種類の防虫剤を使用するようにする。
虫害による穴あきの場合は、原因が虫害であることが証明されたとしても
責任の所在を特定することが難しいことがある。
購入後1年以上経過しているかねクリーニングに1回以上出している場合
は、消費者の管理に責任があると言えるが、購入して1年以内の場合には、
販売時点で食害虫の卵が付いていたことも考えられるので、責任の所在
を簡単に判断することはできない。
現品の観察以外に、購入・着用・保管に関する事情聴取を行って総合的に
判断することが必要である。
責任の所在を特定することが難しいことがある。
購入後1年以上経過しているかねクリーニングに1回以上出している場合
は、消費者の管理に責任があると言えるが、購入して1年以内の場合には、
販売時点で食害虫の卵が付いていたことも考えられるので、責任の所在
を簡単に判断することはできない。
現品の観察以外に、購入・着用・保管に関する事情聴取を行って総合的に
判断することが必要である。
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