繊維特性に起因する苦情から-21

有限責任中間法人 日本繊維技術士センターの
顧問 松尾 繁 氏が執筆されました。
【繊維特性に起因する苦情から】
の内容を松尾繁氏のご了解を得まして記載させいいただきます。
内容は生地の種類別に記載されていまして、『綿』、『麻・毛・絹』
、『再生繊維・アセテート・ポリエステル』、『ナイロン・アクリル』
と四つに分かれています。
きっと皆さんにとって参考になることと確信しまして松尾氏にご無理を
お願いしまして記載させていただくことになりました。
このブログにて改めて感謝の意を表します。
        【 麻 ・ 毛 ・ 絹  】
  4.  毛の特性に係わる品質苦情
4-2     特殊獣毛の特性に関する苦情
4-2-4    モヘア入りスーツの擦り切れ
 モヘアは繊維表面のスケールの突起が少ないので極めて光沢に富み、
剛毛を含んでしゃり感があるのが特徴である。
そして吸湿性がよく肌触りさらっとして爽やかであるので夏服地として
多く使われている。
スーツでは横方向の張りを出すためによこ糸にモヘアが使用される。
しかし、ズボンの折り目ではモヘアのよこ糸が二つに折れ曲がり、折り目の
山部分が着用中強く摩擦されて擦り切れやすい。
着用を繰り返すと折り目ばかりでなく裾やポケット口などもいつの間にか
擦り切れてくる。
モヘア入りスーツはしゃり感(硬さ)があるので、擦り切れやすいのはある程度
やむを得ない。
ズボンの折り目はシャープにつけず、できるだけ緩めにつけることが望ましい。
モヘア製品についてのデメリット及び取り扱い表示の一例です。
       モヘア入り紳士服(地)
   モヘアは光沢やシャリ感がありますが、モヘア
を30%以上含む紳士服(地)はやや硬めのため、
すれ合うとすりきれたり、湿気を吸うとシワが
目立つ場合があります。
5    絹の特性に係わる品質苦情
 絹は家蚕糸と野蚕糸に大別されるが、衣料に用いられるのは通常家蚕糸で、
天然繊維では唯一の長繊維(フィラメント)である。
しかし、量的には少ないが正常に製糸できない玉繭などがあり、それは短繊維
にして絹紡糸や真わたの状態で使用される。
繊維が細いので薄地ができ、わが国では和装をはじめ婦人服、ネクタイ、スカーフ
などに用いられている。
 和服には綿の浴衣があり、また最近は化学繊維の和服も販売されているが、
やはり和服は絹である。
和服の苦情は百貨店でも昭和50年代まではかなりあったが、平成になってから
販売量の減少とともに少なくなった。

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