繊維特性に起因する苦情から-34

有限責任中間法人 日本繊維技術士センターの
顧問 松尾 繁 氏が執筆されました。
【繊維特性に起因する苦情から】
の内容を松尾繁氏のご了解を得まして記載させいいただきます。
内容は生地の種類別に記載されていまして、『綿』、『麻・毛・絹』
、『再生繊維・アセテート・ポリエステル』、『ナイロン・アクリル』
と四つに分かれています。
きっと皆さんにとって参考になることと確信しまして松尾氏にご無理を
お願いしまして記載させていただくことになりました。
このブログにて改めて感謝の意を表します。
        【 再生繊維・アセテート・ポリエステル  】
8    ポリエステル繊維の特性に係わる品質苦情
 8-3  形態変化に関する品質苦情
 8-3-3  極細繊維(新合繊)の毛羽立ち・白化
 新技術により極細繊維(いわゆる新合繊)が生産されるようになって
人工皮革をはじめ肌ざわりのよい薄起毛調やニューシルキー調の織編物
ができるようになった。
新合繊衣料は普通繊維より細い0.7~0.8dtex程度の繊維が用いられることが
多いので、着用中よく擦られる肘、お尻、胸部分などが毛羽立ちね白っぽく
見えるようになる(白化現象)、柔らかい風合いを出すことを重視して繊維
をあまり細くすると着用や洗濯によって毛羽立ち、白化の問題がでる。
繊維の極細化にも一定の限度がある。
8-3-4   熱によるプリーツの消失
 ポリエステルは熱可塑性であり疎水性であるので衣服に施したプリーツは
雨で濡れてもまた水洗いしてもプリーツは取れにくいという特徴がある。
 アコーディオンプリーツは折り目が強くセットされるし、また折り目幅が広ければ
アイロンがけや寝押しで再セットすることができるのでプリーツ消失の問題は特にない。
しかし、フォーマルウエアなどに見られる緩やかな丸みのあるクリスタルプリーツや模様状に折り目がつけられる機械プリーツはセット温度が低く、またセット時間も短いので
「プリーツがとれた」という苦情がでる。
これらのプリーツはセットが弱いので、クリーニング後の仕上げパフアイロンやスチーム
が掛けられると熱可塑性の合繊織編物でも熱によってプリーツが取れてしまうる。
 この種のプリーツは一度取れると元の形状に戻すことはほとんど不可能である。
クリスタルプリーツや機械プリーツのある衣服を企画する場合は、プリーツの
保持性について問題がないか十分検討して生産にかかるべきである。
 

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