繊維製品品質管理講座に参加してしての感想。
今回は
元株式会社キング 品質管理室 本郷利明 氏
「繊維製品品質管理 “本音と建て前”」という講演と
「繊維製品品質管理 “本音と建て前”」という講演と
大本染工株式会社 取締役社長 濱野幸夫 氏
「京プリントの現状とプリント加工技術について」
の講演でした。
「京プリントの現状とプリント加工技術について」
の講演でした。
衣類の品質にはファッション性を追求して衣類を作る事と品質を重視して製品にすることは難しいということです。
たとえば色の鮮やかな生地を使う場合は染色堅牢度が弱くなったり部分的に革を使用した衣類の場合クリーニングで革から色がでて本体に色移りすることがあったりとなかなか難しい面がでてきます。
ですので衣類をメンテナンスする側から言わせていただきますとファション性の高い衣類のメンテナンスをするときは限度があることを承知で早めにメンテを依頼していただきたいですね。
我々クリーニングをする側は衣類の生地の組成や染色性や付属の使用状況を総合的に見て判断しクリーニングのメンテナンスをするのですが生地の裏にコーティングしてある生地や接着している付属品を使用することにより接着が弱くなっていたりといろんな条件があり難しい面が出きます。
このあたりは経験と衣類を見極める目と知識が必要です。
次々と出てくる素材や加工などの知識もよく知っておくことも大切です。
いろんな衣類がでてきますがそれに対して最善のメンテナンスが出来るように精進したいものです。
そして、お願いしたいことは、衣類に関する情報を出来るだけ消費者とメンテナンス
業者にお伝え頂ければクレームも少なくよりよいメンテナンスができると思います。
業者にお伝え頂ければクレームも少なくよりよいメンテナンスができると思います。
も一つのプリント加工技術のお話ですが今ではインクジェットのプリンターのような機械を使用してプリントする技術が出てきて以前のプリントする行程とは違いデジタルな技術がでてきたとのことです。
以前のプリントでは行程が多く時間と労力がかかっているそうですがだんだん様変わりするかも知れませんね。
技術の進歩を見極めながら以前からの技術の良さもよく見極めて取り組むという姿勢はどんなことでもいえることかもとれませんね。
フイルムメーカーのコダックがデジタルカメラを開発したのにその技術を軽んじていたためか倒産したニュースを思い出しました。
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