爬虫類などの皮革製品の手入れと保管法2。
【出典、エキゾチックスキンの基礎知識―別冊―】
3.日常のお手入れは
まず汚れを早く取り除くことが大切です。革は微細な繊維が交絡し、連続した多孔
質構造のため、汚れが内部に浸透しやすい構造になっています。内部まで浸透した汚れは、いくら表面を拭いても取り除くことができません。その際、シンナーやベンジンなどを使うとさらに汚れが繊維間に浸透したり、革に含まれた染料や加脂剤まで移行してシミになるため絶対に使わないでください。また、水拭きもシミや色むらの原因になることがあります。
質構造のため、汚れが内部に浸透しやすい構造になっています。内部まで浸透した汚れは、いくら表面を拭いても取り除くことができません。その際、シンナーやベンジンなどを使うとさらに汚れが繊維間に浸透したり、革に含まれた染料や加脂剤まで移行してシミになるため絶対に使わないでください。また、水拭きもシミや色むらの原因になることがあります。
基本的に柔らかい布でから拭きすることをお勧めします。一般的に革製品は水分や湿気を嫌いますので、雨等の水分が製品に付着しないように気を付けてください。
もし、雨や水に濡れた場合は、できるだけ素早く吸い取るようにから拭きし、直火熱風ドライヤーや高温でのアイロンを使用することは革の収縮、硬化につながるので避けてください。
もし、雨や水に濡れた場合は、できるだけ素早く吸い取るようにから拭きし、直火熱風ドライヤーや高温でのアイロンを使用することは革の収縮、硬化につながるので避けてください。
革製品を長持ちさせるには、いくらお気に入りの商品でも毎日使うのではなく、使った後は汚れを出来るだけ早く取り除き、形を整えて(シューズキーパーや詰め物をして)少し休ませてください。その間に革が吸収した余分な水分を放出したり、詰め物によって型くずれが修正されリフレッシュします。
次回は【4.長期保管に際しては】を書かせてもらいます。
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